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●2008年
平成20年 4月12日(土)
岐阜県根尾谷の淡墨桜 同行者 ヘンコ 平成20年 4月29日(火・祝)
角間〜医王山近辺・山菜採り 同行者 お袋、宇野、ユニシスのメンバー 平成20年 5月 3日(土・祝)
奥獅子吼山(928m)登山 同行者 村田 平成20年 6月 1日(日)
西方ヶ岳(764m)登山 同行者 落合 常宮神社〜銀命水〜オウム岩〜西方ヶ岳
平成20年 6月28日(土)〜29日(日)
赤岳(2899m)登山 同行者 落合 美濃戸口〜美濃戸山荘〜行者小屋〜文三郎道〜赤岳〜赤岳展望荘(泊)
諏訪南インター出口にあったコンビニを見落とし弁当は買ってない。途中は小屋もあり「何とかなるさ」と出発する。南沢をドンドン進むと登山者が降りてきて「この道でいいんですか?」。僕は「ええ、沢沿いに行けば大丈夫ですよ」だが対岸の方から人の声がする。「あれっ!」地図を確認すると登山道は右岸だ。引き返すと赤い布があった「しまった!」ここを渡らなければ行けなかった。そこから行者小屋までの距離がとてつもなく長く感じ辿り着いたのは1時過ぎ。
「あー疲れた。腹へった」おでんを頼み腹ごしらえしたがこれで終わりじゃない。目の前は山名と同じ赤い岩肌の赤岳が立ちはだかる。若い落合くんに必死でついて行き岩をよじ登った。山頂の展望台に着いてゴロリ。足はつっているし眺望なし、あるのは疲れ。力を振り絞り、急坂を降りると展望荘は目前。脇に咲くチョウノスケソウ、オヤマノエンドウが可憐で一瞬、心が和むも5時着になった。
赤岳展望荘〜地蔵尾根〜行者小屋〜美濃戸口
横岳へと周回のつもりで来ていたが昨晩から降る雨で落合くんとは、あうんの呼吸で地蔵尾根へ。ここは急峻な尾根、大雨の時だけ現れる滝を横目に慎重に降りた。南沢も増水で難儀する。スパッツがあれば……。
平成20年 7月13日(日)
白木峰(1596m)登山 同行者 ヘンコ、りえこちゃん 今回は登山慣れしてない女性陣で林道歩きにする。
車に弁当を置き忘れ、りえこちゃんからおにぎりを分けて貰う。
平成20年 7月19日(土)〜22日(火)
霧ヶ峰・富士見ゆり園と北岳(3193m)登山 同行者 お袋、上田、東 霧ヶ峰〜富士見ゆり園〜芦安温泉・岩園館(泊)
富士見高原ゆりの里では、お袋と叔母さんの歓声! 白樺林にゆりの甘い香りが漂う。
岩園館〜広河原〜白根御池小屋(泊)
夜叉神峠の駐車場は満車のようで宿の主人が送ると言う。そこから乗合バスで広河原に着く。北岳は富士山に次ぐ日本第2位の高峰。花の名山でもあり、ワクワクしながら野呂川に架かる吊り橋を渡って登山スタート。分岐を白根御池コースに進み小屋は、お昼に到着。
白根御池小屋〜草すべり〜小太郎尾根分岐〜北岳肩ノ小屋(泊)
出足から急登で「ゆっくり行けや」と僕。先行しているお袋は「はよ、来んかい」とでも言いたげに時々振り向いては、にやけ顔をする。
下山してくる団体のグループは、お袋が80才を越えてると知り次々と握手攻め、「こんな、しわくちゃな汚い手でもいいんかいね」と、まんざらでもない様子。
草すべりはシナノキンバイのあざやかな黄色の花で埋まり、尾根に出れば赤、白、紫色も混ざった花の宝庫。肩ノ小屋の脇ではキタダケソウも見れた。
お昼まで一時間以上あるが休憩中、富士山を眺めて「頂上は明日にしよう」。今すぐにでも行きたがる叔母さんは「何でや。今行きゃあ、いいがんないがか?」。大樺沢からガスが沸いてきている。山頂に着く頃は富士山が隠れるかも知れない。明日の予報は晴れ。何とか、なだめすかし付近の散策をしてもらう。
小屋に戻り昼寝中、「ブロッケン!」の声。あわてて外に出るとガス中にぼんやりと影が映っている。少し肌寒くなり時計を見れば夕食までもう少しだ。
北岳肩ノ小屋〜山頂〜北岳肩ノ小屋〜小太郎尾根分岐〜大樺沢二俣〜広河原
残雪を照らす日の出を見てから小屋をあとに山頂を目指すと露岩帯にもキバナシャクナゲ始め多くの花が咲く。
山頂は360度の大パノラマで雲海に浮かぶ富士山は感動するほど端正な姿だ。八ヶ岳、遠くは乗鞍、御嶽山と見渡せる。帰り右俣コースを降りて行くと、ヒゲをはやした仙人の様なおじいさんが登って来る。足もと見てビックリ! 「そんな下駄履きで何処まで行くんですか?」「ちょっと散歩で頂上まで」「わしゃ百名山どころか三百は登った」と言う(宿で話すと「名物じいさんですよ」の答え)。
大樺沢二俣の雪渓からは名残惜しい北岳を背に下山、この4日間、天候に恵まれ記憶に残る旅が出来た。
平成20年 8月16日(土)〜18日(月)
槍ヶ岳(3180m)〜西鎌尾根〜双六岳(2860m)単独登山 新穂高温泉〜穂高平小屋〜槍平小屋〜飛騨乗越〜槍ヶ岳山荘(泊)
アルプスのランドマーク、槍の頂点には人生の節目50才で立ちたいと、こだわり決行する。
登山者用の駐車場に着いたのは夜中で辺りは真っ暗。月だけが明るく時々、雲にかかるお月さんのかくれんぼ≠眺めて眠りについた。
整備された林道歩きから白出沢を渡ると登山道になる。「兄さん、速いですね」先程、沢で休憩してた人だ。「今だけですよ」と答える(後で、あっさり抜かれた)。
体調はいい。きがかりは天候の方だ。
案の定、槍に近づくにつれ、どんよりした雲が飛騨乗越から覆い被さり山荘に着いて間もなくポツポツと雨が降り出す。
槍ヶ岳山荘〜山頂〜千丈沢乗越〜左俣岳(2674m)〜樅沢岳(2755m)〜双六小屋〜中道〜双六岳〜双六小屋(泊)
天候は回復に向かうとの情報を得て山荘で待機。一時間程の間に登山者の多くは山頂を諦め下山して行く。雨は小降りだが風がある。夫婦らしき登山者が降りてきたので「頂上の風は強いですか?」「ここと同じくらい。でも岩が濡れているから気を付けてね」。その時、若い男二人が槍の穂先に向かったのでついて行き山頂は三人の貸し切り。晴れなら格別だろうが今の僕は達成感があり、これで十分だ。
西鎌尾根は、すっぽりとガスの中で天空の道を歩いているよう。5〜6人の登山者とすれ違うが黙々と一人旅。樅沢岳で、ようやく先行してた登山者に追いつく。
小屋で小休止した後は中道経由で双六岳、丸い稜線の上に槍がみえる筈だが雲に隠れていた。上空は青空でも微妙、となりで三脚を構えた人は、いつまで粘るのか? 僕はさっさと小屋に戻る。
双六小屋〜稜線分岐〜鏡平山荘〜わさび平小屋〜新穂高温泉
稜線から三日目にして、やっと槍が拝めた。あの頂を踏んだかと思うと胸がジーンとくる。山荘に着いて鏡池を覗き込むと逆さ槍の代わりに自分の顔が映る。
――♪♪鏡に映るわが顔にグラスをあげて乾杯を たった一つの星をたよりにはるばる遠くへ来たもんだ 長かろうと短かろうとわが人生に悔いはない♪♪――
石原裕次郎の唄が浮かぶ。
僕は槍のてっぺんで、これからの人生、悔いなく生きようと誓って来たのだ。
平成20年 9月28日(日)
雨飾山(1963m)登山 同行者 寺賀 布団菱の岩壁が見え出すころ荒菅沢へは下り道になる。対岸の急な尾根を見ると、もったいなく感じるが道はこれしかない。沢で休憩後は滑りやすい急坂を喘ぎながら登り主稜線の笹平に出る。紅葉には少し早い山々の間に登山口の休憩舎が見える。稜線の先にある山頂まで、もう一頑張り。
平成20年 10月13日(月・祝)
赤兎山(1628m)登山 同行者 岩田 紅葉が見頃。山頂から避難小屋付近は、草原の中にナナカマドが赤く染まり池塘と併せて気持ちのいい場所だ。
平成20年 10月19日(日)
秋山郷(長野県津南町)〜志賀高原〜渋峠〜湯釜〜草津温泉 同行者 お袋、上田、東 上越インターを降りると真っ赤な朝日が昇り始め、紅葉を予感させる。山越えの道を選んでいくが、まだ緑が多く雪だるまの里で朝めし。
秋山郷に入ると紅葉真っ盛りになり、切明温泉から志賀までの林道はカメラマンでいっぱいだ。渋峠から見る景色も素晴らしく湯釜、草津温泉の湯畑見物、そして西の河原露天風呂から出た時は陽も傾き、金沢に着いたのは夜中12時近く。いつものことだが丸一日の楽しい紅葉ドライブになった。
平成20年 10月25日(土)
白馬〜安曇野の紅葉狩り 同行者 山田夫妻 平成20年 11月 2日(日)
京都・紅葉巡り 同行者 お袋、上田、東、智恵子 金閣寺を始め次々と寺院を回り高雄へ。もみじ狩り後、パークウェイから嵐山に抜けると渋滞。ここは素通りして大原経由で金沢に帰る。
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