マスターの山ある記
     わが人生に悔いなし

 
[ 【登山歴・前期】 ]
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[ 【登山歴・中期】 ]
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[ 【登山歴・後期】 ]
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[ ●俳句集 ]
 
[ ●写真集1平成20年~23年 ]
[ ●写真集2平成24年~27年 ]
[ ●写真集3東北北海道 ]
[ ●写真集4平成27年~31年 ]
[ ●写真集5令和 元年~ ]
 

 
●2014年
 
平成26年  4月13日(日)
矢ばなの里〜越前大野城〜勝山弁天桜(九頭竜河畔)
同行者 お袋、東
 
一歩山に入れば何処にでもあった花。たかがカタクリ、されど3ヘクタールに100万本。
荒れた里山を整備し、偶然見つけた群生地は大野市矢地区の宝物になる。
 
【矢ばなの里】 【イカリソウ、スミレも…】
【カタクリ群生】 【越前大野城】
【九頭竜河畔】 【勝山弁天桜】
 
平成26年  4月27日(日)
山菜採り(熊走〜医王山)
同行者 佐伯
 
 
平成26年  5月 3日(土・祝)〜5日(月・祝)
ぐんま・とちぎ花紀行
同行者 お袋、上田、東
 
<1日目>
ノルンみなかみフラワーガーデン〜片品水芭蕉の森〜吹割の滝〜あしかがフラワーパーク〜ホテル高雄(泊)
 
【ノルン水上のスイセン】 【水芭蕉の森】
 
<あしかがフラワーパーク夜の部>
 
大混雑するフラワーパークは足利駅から電車利用で行く。
ライトアップされた園内は幻想的で藤棚に入れば幼き日、夢中になって覗き込んだ万華鏡の世界そのもの……甘い香りが懐かしい思い出を運んできた。
 
   
 
<2日目>
ホテル高雄〜あしかがフラワーパーク〜龍真寺〜赤城寺〜サクラソウふれあい公園〜赤城自然園〜伊香保温泉・お宿玉樹(泊)
 
<あしかがフラワーパーク昼の部>
 
うすべに藤、むらさき藤、白と黄のトンネル、日本随一の八重藤。誰もがきれいコール≠ネかでも世界一美しいと言われる600畳敷の大藤棚には圧倒され他の言葉が見つからないほど。主役に劣らずクルメツツジや西洋シャクナゲなど脇役もすごい。まさに百花繚乱ふじのはな物語。
 
   
   
   
   
   
 
<龍真寺・赤城寺>
 
【ぼたん寺】 【しゃくなげ寺】
 
<赤城自然園>
 
新緑にヤマブキソウがひときわ目立ち、可憐なヤマシャクヤクは群生、シラネアオイの小径……ここにも春の花いっぱい。
 
   
   
 
<3日目>
伊香保温泉・お宿玉樹〜榛名湖〜みさと芝桜公園〜群馬フラワーハイランド
 
達者な足であることを見抜けなかったか? 「お母様も行かれるのでしたら、お車で送りましょうか」女将は言う。伊香保神社まで上り数段、下り365段なんてヘッチャラ!
そんな母の足が止まったのは、フラワーハイランドにある久留米つつじの前。ひとひらひとひらは色鮮やかな宝石のようで、立ち尽くしたまま見つめている。
 
【石段街】 【みさと芝桜公園】
 
<群馬フラワーハイランド>
 
   
   
 
平成26年  8月13日(水)
角田山(481m)単独登山
 
浦浜登山口〜三望平〜山頂〜浦浜登山口
 
主な登山口は7箇所。キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲く、浦浜コースへ。歩くこと間もなく群生地に入った。
お盆の頃、みどり濃い里山にクッキリ映える淡紅色の花は、キツネがともす怪火狐の提灯行列≠ネのか……狐にまつわる伝承は各地にある。新潟では怪火の数が多い年は豊年、少ない年は不作の説も。また、民話をモチーフにした夜祭りや踊りが開催される。
先日、日本海沿岸を北上した台風11号。列島に大きな爪痕を残したが、越後といえば米どころ酒どころ′ワ穀豊穣であれ。
 
   
 
平成26年  8月20日(水)〜21日(木)
三ッ峠山(1786m)登山
同行者 お袋、上田、東(三ッ峠山登山は児玉夫妻同行)
 
<1日目>
山中湖・花の都公園〜忍野八海〜白糸の滝〜休暇村富士(泊)
 
登山計画は、田貫湖からダイヤモンド富士≠見ることができる日(4月と8月の20日前後)に重ねた。
山中湖インターを降り時計回りに観光後、全客室から富士山が一望できる湖畔の宿に到着。今朝は富士の頂から太陽が昇る様子が見られたらしい。窓景色は一面、灰色の雲に覆われているが、明日の天気予報は晴れのちくもり。再び、ダイヤは輝くか否か。
 
【百日草】 【忍野八海】
【白糸の滝】 【イワタバコ】
 
<2日目>
休暇村富士〜道の駅・朝霧高原〜三ッ峠登山口〜裏登山道〜三ッ峠山(開運山)山頂〜三ッ峠登山口
 
早朝、雲に隠れていた富士は朝霧高原で美しい姿をみせる。
登山口駐車場で久しぶりの児玉夫妻と合流。入り口のアジサイに始まり、ベンチを過ぎてから多くなる花は目当てのレンゲショウマ、フウロ……奥さんに教わるテンニンソウも群生はきれい。あれやこれやと植物観察のゆったり登山。花見に富士の眺め、頂いた梨も美味しい。まことに楽しい山行である。
山頂では母の天然ボケまた炸裂!「いち、じゅう、ひゃく……1万7千861メートルか?」小数点など目に入らぬ。富士山より遙かに高くなった登山は姉妹揃って健康であるからこそ、何ものにも代えがたい。(今年めでたく?4人足し300歳登山達成!)
御坂峠を越え、帰路は児玉夫妻と左右に――。お元気で、いつかまたお会いしましょう。
 
【富士眺める】 【テンニンソウ群生】
 
【「明かりをつけましょ」】
 
カイフウロ レンゲショウマ ソバナ
ヤマハハコ マツムシソウ ワレモコウ
 
平成26年  9月10日(水)〜11日(木)
鳳凰三山(薬師岳2780m〜観音岳2841m〜地蔵岳2764m)登山
同行者 岩田
 
<1日目>
夜叉神峠登山口〜夜叉神峠小屋〜杖立峠〜苺平〜南御室小屋〜薬師岳小屋(泊)
 
前日、夜叉神峠に入った。登山シーズンの谷間、ガラガラの駐車場に岩田はテントを張る。中秋の月明かりの下、こちらは毛布を敷いてくれた広い車内でグッスリ。
白根三山の展望地・夜叉神へは順調に着き朝食後、杖立峠へ。緩やかな登りが延々と続くころ次第に疲れも溜まり、数十メートル進んでは立ち止まるの繰り返しになってきた。「もっと歩幅を小さく」のアドバイスで意識するが思うように身体がついてこない。
薬師岳小屋まで所要時間8時間30分。青木鉱泉からの登山は急登と聞き、眺望あるコースを選ぶが10.5キロもしんどい。
 
【夜叉神峠】 【コメツガ樹林帯】
【南御室小屋・昼食】 【森林限界越え砂払岳より】
 
<2日目>
薬師岳小屋〜薬師岳〜観音岳〜赤抜沢の頭〜地蔵岳〜高嶺(2779m)〜白鳳峠〜広河原
 
振り返っても富士山は雲隠れしたまま。鳳凰三山のシンボルでもあるオベリスクを目指した。長丁場を歩きたどり着いた巨大な尖塔は迫力満点で山の醍醐味を味わう。
もう登りのない高嶺から約5キロの激下り、ガレ場を過ぎ樹林帯に入ればロープやハシゴと、よりいっそう急勾配。群生するカニコウモリの葉に雨粒が落ち濡れるが、野呂川の沢音も大きくなってきた(あと少しだ)。終始、僕のペースに合わせてくれた岩田に感謝し「先に行ってくれ」。
林道に出たのは1時56分。「やった!」無事に降り下山予定より4分早く、ささやかな喜び(薬師岳小屋は6時出発だが……)急ぎ広河原に着いたらバス時間まで1時間以上あり、乗合タクシーも9人揃わないと出発しない。北岳を日帰り登山してきた若者と山談義。「熊みました」「白根御池小屋よく出るらしいよ」6年前の情報が今も記憶にあった。ところで地元・金沢城址にでた熊はどうなった?
 
【観音岳】 【オベリスク目指して】
【ホウオウシャジン】 【地蔵岳のオベリスク】
【眼下に見る広河原】 【下山は白鳳峠から左ガレ場へ】
【白鳳峠・昼食】 【カニコウモリ群生】
 
平成26年  9月13日(土)
砺波平野・散居村と雨晴海岸
同行者 ヘンコ
 
閑乗寺公園〜八乙女峠〜ひみ番屋街〜雨晴海岸〜二上山万葉ライン
 
八乙女山の閑乗寺公園からは、カイニョと呼ばれる屋敷林に囲まれた農家が散在する田園風景を一望。麓の瑞泉寺より尾根伝いに五箇山・行徳寺を結ぶ山道は室町時代末期、赤尾道宗が蓮如上人の元に通ったとされる歴史ロマンあふれる古道・道宗道(どうしゅうみち)である。
八乙女峠まで車で行き下調べ(来春登山予定)。あずま屋にいた人は、この登山道で10月4日、5日に開かれるトレイルランの大会関係者。参加600人になったこと、春山のこと、秋や冬にもある良さを聞いた後、地図までいただく。
氷見漁港場外市場で美味しい刺身を食し、雨晴海岸へと富山を代表する観光地巡りをした。
 
【散居村】 【雨晴海岸】
 
平成26年 10月 8日(水)
栂池自然園
 
紅葉のピークは先週(園内の標高、約1900m)。それでもゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎ、手軽に来れる自然園は多くのハイカーで賑わう。
一昨日、初冠雪した白馬岳が見れないのは残念であるが、ダケカンバの白い幹が目を引き独特の枝張りは、葉が落ちても美しい。
展望湿原と展望台の狭い場所には人だかり。杓子岳、白馬鑓ヶ岳にかかる雲が切れた瞬間、いっせいにカシャカシャとシャッター音が鳴り響く。ここ北アルプス北部の延長線上には先月27日、水蒸気爆発した御嶽山がある。山頂付近にいた登山客が巻き込まれ、戦後最悪の噴火災害となった(黙とう)。
下山後、のんびり帰ろうと安曇野から松本、安房峠へ。すっかり暗くなった高山市内で道間違い、飛騨方面に向かっていた。遠回りの遠回り、「いいさ。今夜は皆既月食」天体ショーを眺めた。
 
   
 
平成26年 10月28日(火)
順尾山(883m)〜心野谷山(826m)登山
同行者 岩田、ビビ(ラブラドール雌犬)
 
順尾登山口〜上順尾山(836m)〜順尾山〜大倉山分岐〜心野谷山
 
二人と一匹でナメコ狙いの登山。いくつか探し当てた倒木、朽ち木に生える物は小粒ばかりで収穫できない。分岐は金沢市の二大河川、浅野川と犀川の分水嶺「浅犀みくまりの道」へ。
鞍部に降り立ち、急な登り返しになる順心坂で休憩。すると、岩田の愛犬ビビ≠ヘベッタリと横たわり目を閉じた。とても犬に見えず、大丈夫かと心配になってくる。「こんな格好は今までにしたことがない」聞けば老犬、久しぶりの山で疲れたか? 先月、金沢城公園で目撃された熊は9/29日に捕獲され驚きであった。この山中に出会わなかったのはビビのおかげ。弁当はそのままザックに、腰かごは空っぽで下山した。
 
 
平成26年 11月15日(土)
小原の四季桜〜なばなの里イルミネーション
同行者 お袋、上田、東
 
<小原の四季桜>
 
春と秋の年二度に花を咲かせる四季桜。和紙の故郷として知られる小原地区は「四季桜まつり」が開催される11月、紅葉カラーとサクラの共演を楽しみに多くの人が足を運ぶ。
 
   
 
<なばなの里イルミネーション>
 
点灯まで1時間余り。世界各国から集められた花々、数百種が栽培されるベコニアガーデンに直行。たっぷり鑑賞後、里内はイルミネーションの暖かな光に包まれていた。
ダイナミックなナイアガラの滝にツリー、光の川、雲海と多彩な演出や仕掛け……明かりの一つ一つに花びら型のソケットまで付いた華回廊も。作り手側の思いが込められた魔法の煌めき≠ヘ、雑踏に紛れる母や叔母を少女に戻した。
 
     
【光のトンネル】 【ナイアガラの滝】
【華回廊】 【光の雲海】
 
平成26年 12月28日(日)
冬華求めて〜木曽川水園
 
シモバシラ(別名ユキヨセソウ=シソ科の多年草)。9〜10月頃、白い釣り鐘状の花を横向きに咲かせるが、脚光を浴びるのは外気温が氷点下になる日。冬枯れした茎に吸い上げられた水分は、裂け目からはみ出し氷の結晶ができるため。その形は裂けた大きさ、気象等の条件で様々。繊細で儚い自然の芸術品に惹かれた。気候、土壌の違いか、雪が積もる北陸にこの現象はあまりない。
28日未明、陽が当たり溶けないうちに岐阜の河川環境楽園へ車を走らせた。
美しい氷花は蜜の味。三脚を立て、じっくり観察する人、後からも一人二人と集まってくる。こちらは手軽なコンデジ、花から花へ蝶のように舞う。
 
   
帰り寄った白川郷合掌村。雪被る合掌造りは人気があるのか観光バス等、外国人の若者多し。
 
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