マスターの山ある記
     わが人生に悔いなし

 
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●2012年
 
平成24年  6月24日(日)
平標山(1984m)〜仙ノ倉山(2026m)単独登山
 
元橋登山口〜松手山(1614m)〜一ノ肩〜平標山〜仙ノ倉山〜平標山の家〜平元林道〜元橋登山口
 
二居川を渡ると、いきなり急登。久々の山行と前日の寝不足(湯沢道路PA・車中泊)なのか心臓がバクバクしてきた。体調に加え体力も落ち、次々と後続者に抜かれる。息を整え離されず着いていくのが精一杯。
松手山を過ぎた展望良い尾根で、いくぶん気も晴れる。平標山山頂から仙ノ倉山方面に広がるお花畑は、鞍部にあるベンチでゆっくり休み堪能。仙ノ倉だと思い込み登り返したピーク。山頂はもう少し先だった。「あれが谷川岳!」見知らぬ人が指さす彼方に双耳峰、振り返ればテーブル状の苗場山――。お花畑、谷川連峰最高峰からの眺めを楽しみに来る登山者は多い。
 
【一ノ肩のお花畑】 【鞍部より仙ノ倉山】
【鞍部のお花畑】 【ハクサンコザクラ】
【平標山と奥に苗場山】 【谷川岳とエビス大黒の頭】
 
平成24年 10月11日(木)〜13日(土)
那須岳(茶臼岳1915m・三本槍岳1917m)登山
同行者 お袋、上田、東
 
<1日目>
会津若松IC〜大内宿〜塔のへつり〜道の駅・しもごう〜大丸温泉・旅館ニューおおたか(泊)
 
那須連峰の紅葉は素晴らしく栗駒山の次は、ここと決めていた。一人なら尾根歩きや周回も……お袋の顔がチラリと浮かぶ。車中泊、クサリ場は避けたい。課題であった駐車場の確保と朝日岳の岩場は、ロープウェイ山麓駅まで徒歩15分の温泉宿、登山は二日に分けることで解決。しかし残暑で遅れる紅葉は天にまかせるのみ。
明け方の雨は富山付近から上がり絶好の行楽日和となり、会津から那須へと向かった。
 
【大内宿】 【塔のへつり】
 
<2日目>
峠の茶屋登山口〜峰の茶屋(避難小屋)〜ロープウェイ山麓駅〜殺生石〜南ヶ丘牧場〜大丸温泉・旅館ニューおおたか(泊)
 
動かぬロープウェイと鬼面山の紅葉を飽きるほど眺めた。満車状態の駐車場に滑り込んでから小一時間は経つだろうか、相変わらず雲の流れは速く風も衰えない。山麓駅のアナウンスは稜線では風速27m以上にもなることを告げている。
平日も強風もウソのように多くのハイカーと共に行けるところまで。今年の色付きは良くないらしい。それでも陽の当たる瞬間は見応えある紅葉に足を止めた。
峰の茶屋から茶臼岳や朝日岳へと向かう人は少数。大方は、ここで引き返していた。叔母は登りたがるが山頂(茶臼岳)と姥ヶ平は諦め下山、宿で待つ女将は高齢者連れを見てか安否を気遣っていた。
 
【茶臼岳をバックに…】 【茶臼岳の紅葉】
【鬼面山】 【強風の中を進む】
【朝日岳】 【早々と下山する登山者】
【峰の茶屋手前より】 【茶臼岳トラバース分岐より】
【眼下に姥ヶ平】 【茶臼岳】
【殺生石】 【南ヶ丘牧場】
 
<3日目>
マウントジーンズスキー場〜中ノ大倉尾根〜赤面山分岐〜北温泉分岐〜マウントジーンズスキー場〜白河IC〜北関東自動車道〜上信越自動車道〜北陸自動車道〜金沢西IC
 
始発・9時のゴンドラに乗りゴヨウツツジ散策路から登山道に入るが今日も風は強い。
赤面山分岐を過ぎると遮るものは少なく益々きびしい。先行者が座り込む、わずかな窪地で僕らも待機し体を丸めて耐える。天気予報を信じるしかなかったが、昨日の風より冷たく弱まる気配はない。体温は奪われ這ってでも行けないかと立ち上がった10m程先に標柱、清水平への分岐だろうか。身をかがめたままのお袋の叫び声は風音に消される。三本槍岳山頂を目前に二日続けてまさかの撤退になった。
往路では見えなかった赤面山は姿を現し、下るに連れ那須連峰の空は青くなる。一時間足らずの差だが、これが秋の那須岳、また来ればいい。
 
【秋ひまわり・夏りん蔵】 【ツクバネソウ】
【リンドウの花残る登山道】 【ガスに覆われた尾根】
【紅葉の尾根道】 【復路で見えた赤面山】
【茶臼岳・朝日岳を望む】 【中ノ大倉尾根】
 
平成24年 10月25日(木)〜26日(金)
籾糠山(1744m)と平瀬道・大倉山(2038m)単独登山
 
<1日目>
白山スーパー林道〜天生峠登山口〜天生湿原〜ブナ探勝路〜籾糠山〜木平分岐〜カラ谷登山道〜登山口〜白水湖・白水小屋(泊)
 
登山口で協力金500円を支払い、天生湿原を経てカラ谷分岐。先は三本に分かれる登山道、選んだブナ探勝路を登って行けば何やらカサカサッ。紅葉に奪われた目を地面へと移した―― オコジョ!! 巣穴らしき樹根の隙間を出たり入ったり、左右に動いたり、すばしっこい。右斜面でも枯葉の音、姿は見えない……一、二歩踏み出せば飛び出してくるか。いや、こんな愛くるしい動物に嫌われたくないのでそっとしておこう。
かつて双六小屋でオコジョに出会ったと嬉しそうに何度も話してた登山者の気持ちが今になってやっと分かった。
下山したのは1時30分過ぎ。駐車場は朝の3〜4倍の60台近く、湿原辺りまでだろうか、これから登り始める人もいる。なめこ汁を頂いた屋台のおじさん曰く「他はサッパリ。ここは年々、人が多くなって来てる」花よし紅葉よしの山、登山道も整備され、もはや観光地になってきた。
 
【姥ヶ滝】 【白山スーパー林道】
【天生湿原より】 【カツラの巨木・カラ谷分岐】
【ブナ探勝路】 【オコジョ】
【秋深まるカラ谷】 【天生湿原】
 
<2日目>
白水小屋〜平瀬道登山口〜大倉山〜大倉山避難小屋〜平瀬道登山口
 
素泊まりは湖畔ロッジではなく白水小屋の方、カメムシの臭いと羽音に悩まされ外に出ればピーカンの空。登山届けを出して7時10分に出発した。
ダケカンバは白い木肌と黄葉、別山の峰は冠雪、そして眼下の地獄谷辺りは錦絵と素晴らしい光景、何度も立ち止まり目をやった。追い越し行く登山者は天気の良さに早朝4時に名古屋を出て来たそうだ。それ以外は昨日(籾糠山)と打って変わり静かな山歩きを楽しんだ。
尾根上に出ると傾斜は緩み眺望も開け、主峰の御前峰や剣ヶ峰が青空にそびえ立つ。登山道に散り紅葉、雪が混ざる頃、間もなく大倉山の標柱(三角点は通らない)。この先100mにある避難小屋で早めの食事にした。その後、白山の見える特等席を室堂まで行く山ガール二人に譲り風邪気味の為、下山。
お昼近くなってもチラホラと登りの登山者とすれ違う。皆、この尾根の良さを知り行ける所までとやって来る。秋は白山登山道の中でも随一の美しさ、ピークは過ぎてたが見所は沢山あり、また来てみたい道だった。
 
   
   
【赤鬼、黄鬼、青鬼、地獄谷へ】
 
   
   
   
【白山の主峰・御前峰と剣ヶ峰】
 
 
平成24年 11月10日(土)
犀鶴林道へ
 
加賀市での用事は午前中に終わり、帰り山沿い360号線を進むと「道の駅・一向一揆の里」で新そばまつり≠フ開催中。一杯、ごちそうになり山々の美しさにつられ鶴来から犀鶴林道に入る。菊水を経て駒帰町まで31qの紅葉ドライブを満喫。
 
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