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●2019年
平成31年 4月 6日(土)
山高神代桜 同行者 田中、室賀、山守、山口 わに塚の桜〜山高神代桜〜清里〜あんずの里
「放置すれば、まちがいなく日本の桜は全滅する」。春先のニュース番組で報じていた。外来昆虫の「クビアカツヤカミキリ」は、桜などのバラ科樹木に卵を産み、かえった幼虫が2、3年かけて幹の内部を食い荒らし枯らしてしまう、と。
1995 年秋、国内で初めて発見された毒グモ「セアカゴケグモ」は今も生息域を着実に広げ、44都道府県で確認されるまでに至っている。――被害を及ぼすのは首と背の赤い虫だけか……さにあらず。
『週刊新潮』2月28日号の記事によると、北朝鮮観光で泥酔した金髪、赤髪の日本の大学生らが宿泊先のホテル内にあった模型や備品などを破損させたという。
時節柄、新社会人は歓迎会でマナーチェックという洗礼を受ける。先輩や上司がいる飲み会はシラフかほんのり桜色がよろしかろう。赤くするのは胸に秘めた情熱であってほしい。
平成31年 4月13日(土)
吉野山の桜 同行者 お袋、真知子、友美、菜々夏ちゃん 花矢倉展望台〜竹林院〜如意輪寺〜五郎平園地〜吉水神社〜金峯山寺蔵王堂〜お野立ち跡〜下千本駐車場
―― 悟空なり一目千本花の雲 ―― ―― スキップの子にスキップの桜まじ ――
令和 元年 5月 3日(金・祝)〜5日(日・祝)
蝶ヶ岳(2677m)単独登山 風薫る5月、蝶ヶ岳南東斜面に蝶の雪形が現れる。蝶の魅力は多様性な翅の色模様だろうか。中南米にかけて生息するモルフォ蝶は光沢のある青みをもち、世界一美しいと言われている。
青は「幸福」や「平和」の象徴カラー。オートラリアのケアンズ周辺には、幸せの青い蝶「ユリシス」が舞い、その姿を見るだけで幸運や金運に恵まれるという伝説がある。
脳腫瘍で余命わずかな少年の夢は、南米のジャングルに生息する神秘の蝶、ブルーモルフォに触れること。奇跡の実話が映画になった『天国の青い蝶』で、先住民の少女が主人公のピート少年に謎をかける「みんな青い蝶、あなたも青い蝶よ」と。
モルフォ蝶の翅の裏側は目玉模様が付いた枯れ葉のような灰褐色だという。幸と不幸は表裏一体、不幸を嘆くばかりでは幸せに気づかない。心の眼を開き羽ばたく人に幸多かれ。
上高地バスターミナル〜明神〜徳沢〜横尾山荘(泊)
横尾山荘〜槍見台〜横尾分岐〜蝶槍〜蝶ヶ岳〜蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
蝶ヶ岳ヒュッテ〜妖精ノ池〜長塀山(2565m)〜徳沢〜明神〜上高地バスターミナル
令和 元年 6月23日(日)
栂池自然園 清らかな雪解け水のほとりに咲いた水芭蕉のイメージを誰もは、可憐、清楚、愛らしいと答えるだろう。数分の映像と写真にその姿があった。先月27日夜、宮中晩餐会で皇后雅子さまが見せた美しく上品な立ち居振る舞いである。通訳を介さず大統領夫妻とにこやかに談笑される雅子さま。英語が苦手な小生は、これを機に「水芭蕉」の英訳を調べてみた……。
「skunk cabbage スカンク・キャベジ」とある。同時期に咲く紫褐色のザゼンソウも同じ呼び名であり、コンニャクの花も臭いし、サトイモ科の花は総じて悪臭を持ったものが多いという。童謡唱歌にある「水芭蕉の花が 匂っている〜」とは、どんなだったか。
ネットの記事には「線香の香りと花の香りが混じったような匂い」「焚きたてご飯に香水をぶっ掛けたような香り」「香水のような甘い香り」「百合の花に似た香り」「甘いでもなく、さわやかでもなく、誰もが好感を持てる良い匂い」「青いさわやかな匂い」等々。
これは自分で確認するしかない。日本流に言えばスカンクならぬ河童の屁、取るに足りない話ではあるが……。何はともあれ、今回のおもてなし外交はトランプ夫妻にとって美しい「夏の思い出」となるに違いない。
令和 元年 8月16日(金)〜18日(日)
金峰山(2599m)単独登山 金沢森本IC〜静岡駅〜瑞牆山荘登山口駐車場(車中泊)
夏バテに台風10号。登りたい山と登れる山は違う。期待と不安のあった荒川三山・赤石岳縦走を諦め予定を瑞牆山〜金峰山に変えた。今日は静岡駅まで足を延ばして、焼津市在住の友人大井さんと会う。瑞牆山荘登山口駐車場は夜になる。
瑞牆山荘登山口駐車場〜富士見平小屋〜大日岩〜砂払ノ頭〜金峰山小屋分岐〜金峰山〜金峰山小屋(泊)
標準タイムで登れないことは分かっていたが……1時間足らずの登りで疲れがいつもと違っていた。富士見平小屋を起点に瑞牆山往復・金峰山直行はどちらも3時間半の行程、瑞牆山に登るか否か迷う(何とか行けるか。今日は気乗りしない。年寄りの無理はろくなことがないぞ。それに予約してある金峰山小屋は16時までに着いて下さいとのこと、時間に追われて登るのは嫌だ。明日でもいいか……)。6時27分、分岐を金峰山へ。
大きな岩のてっぺんが坊さんのつるつる頭に似た大日岩に着く。時刻は8時5分(おお、ほぼ標準タイムじゃないか)。この自信がのち崩れる。砂払ノ頭までざっと急登、平坦、急登。稜線に出て千代の吹上からみる山頂部はこの山の魅力であるが岩場の連続だ。ポンピングブレーキをかけた車のようペースダウンとなる。アクセルを踏めど空回り、次から次へと後続者に追い越されていく。その数40人ほど(ああ、なさけなや)。
11時と思っていた山頂到着は12時ちょっと前。標準タイムからすると約1.5倍、2時間の遅れだった。金峰山小屋の受付は14時からという。反省するにはあり余る時間 (瑞牆山に寄っていたら16時を超えていただろう。そもそも、予定は荒川三山・赤石岳縦走だった。どこかで行き倒れになっていたかもしれない。台風に感謝?)。
金峰山小屋小屋〜砂払ノ頭〜大日岩〜富士見平小屋〜瑞牆山荘登山口駐車場
昨日よりも雲が多い。心の隅にあった瑞牆山登山を断念する。下山はすんなり3時間。瑞牆山荘の手捏ねハンバーグが人気らしい。ランチタイムのオープンまで30分待つ。いつか紅葉のときこの山荘で泊まり、瑞牆山にトライしたい。食後、これまた評判の増冨ラジウム温泉に寄る。
令和 元年 9月15日(日)〜16日(月・祝)
霧ヶ峰(車山1925m)&軽井沢観光地巡り 同行者 南條、竃 金沢森本IC〜霧ヶ峰・車山〜佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー(泊)
佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー〜旧軽井沢銀座通り〜白糸の滝〜信州中野IC
令和 元年 11月16日(土)
徳山ダム紅葉狩り 同行者 田中、室賀 福光IC〜根道神社・モネの池〜徳山ダム〜冠山峠〜鯖江IC
たかがされど、モネの池には20数名の観光客がいた。次の目的地・徳山ダムまでは予定より時間がかかり3時30分着と大幅な遅れ。見頃の紅葉は、どんよりとした曇り空の下で。貯水容量日本一のダム先は酷道と呼ばれている417号線である。明るいうちに峠を越えたい。福井県側に入ると雨になった。
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