マスターの山ある記
     わが人生に悔いなし

 
[ 【登山歴・前期】 ]
[ ●平成15年(2003年) ]
[ ●平成16年(2004年) ]
[ ●平成17年(2005年) ]
[ ●平成18年(2006年) ]
[ ●平成19年(2007年) ]
[ ●平成20年(2008年) ]
[ ●平成21年(2009年) ]
[ ●平成22年(2010年) ]
[ ●平成23年(2011年) ]
 
[ 【登山歴・中期】 ]
[ ●平成24年(2012年) ]
[ ●平成25年(2013年) ]
[ ●平成26年(2014年) ]
[ ●平成27年(2015年) ]
[ ●平成28年(2016年) ]
[ ●平成29年(2017年) ]
[ ●平成30年(2018年) ]
[ ●平成31年(2019年) ]
 
[ 【登山歴・後期】 ]
[ ●令和 元年(2019年) ]
[ ●令和 2年(2020年) ]
[ ●令和 3年(2021年) ]
[ ●令和 4年(2022年) ]
[ ●令和 5年(2023年) ]
[ ●令和 6年(2024年) ]
 
[ ●俳句集 ]
 
[ ●写真集1平成20年~23年 ]
[ ●写真集2平成24年~27年 ]
[ ●写真集3東北北海道 ]
[ ●写真集4平成27年~31年 ]
[ ●写真集5令和 元年~ ]
 

 
●2009年
 
平成21年  3月 7日(土)
雪の上高地へ
同行者 永井、影山
 
釜トンネル内はヘッドランプ装着し河童橋で折り返す。晴れてはいるが、さすがに風は冷たい(かんじき不要、軽アイゼンで)。
 
【上高地】 【梓川と焼岳】
 
平成21年  4月29日(水・祝)
飯綱高原・花巡り
同行者 お袋、上田、東、りえこちゃん
 
信州高山村〜臥竜公園〜豪商の館〜ふれあい公園〜丹霞郷〜むれミズバショウ園〜戸隠森林植物園
 
高山村にある五大桜のひとつ、黒部のエドヒガンザクラがまだ見頃。そして、千曲川の桜堤、菜の花。丹霞郷の桃畑は黒姫山、妙高山が映える。牟礼ではミズバショウ、リュウキンカの競演。
 
【ふれあい公園】 【丹霞郷で昼食】
【牟礼ミズバショウ園】 【満足顔…】
 
平成21年  5月10日(日)
富士5合目・日の出と芝桜まつり
同行者 東、じゅんこ、叔母さんの友人
 
スバルライン〜富士5合目〜芝桜まつり会場〜鳴沢氷穴〜西湖いやしの里〜河口湖〜御坂峠
 
金沢は前日、夕方6時出発。谷村パーキングで仮眠し、五合目から4時40分過ぎ日の出。鳴沢で朝食後、芝桜を見に行く。帰り着いたのは夜9時とハードな一日だったが運転手は三人で助かった。
 
【富士5合目】 【芝桜まつり会場】
【芝桜まつり会場】 【西湖いやしの里】
 
平成21年  5月17日(日)
鳴谷山(1596m)登山
同行者 ふる里山歩きの会のメンバー
 
雨中の決行で登山者は、もちろん我々だけ。リーダーの横井さん「こんな日も経験だ」。雨に濡れ鮮やかさを増したシャクナゲに励まされ、残雪の中を進み山頂到着。ガスが薄くなった一瞬、今までにない大きく立派な白山が望めた。昼メシは強風の為、樹林の中に戻り立ち食い。
 
平成21年  7月18日(土)〜20日(月・祝)
東北夏の旅・八幡平(1613m)〜月山・弥陀ヶ原
同行者 お袋、上田、東
 
<1日目>
金沢西IC〜松尾八幡平IC〜八幡平〜玉川温泉(泊)
 
東北自動車道の脇はヤマユリが多く、叔母さん達はよほど好きなのか「わあー。またあった見まっし」と喜ぶ。僕は雨が降らないよう祈り運転。インターを降りると、いよいよ怪しく2時に八幡平の県境登山口に着き雨と濃霧の中、山頂から八幡沼経由のコースを歩く。ガマ沼展望台を過ぎると木道になりニッコウキスゲ、コバイケイソウの群落が風に揺れ、尾瀬とはひと味違う雰囲気を醸し出していた。
 
<2日目>
玉川温泉〜角館〜にかほ市温泉保養センターはまなす(泊)
 
叔母さん念願の岩盤浴。僕は写真撮り。後は終日の雨でドライブだけになる。
 
<3日目>
保養センター〜獅子ヶ鼻湿原〜元滝伏流水〜十六羅漢岩〜月山・弥陀ヶ原
 
雨も上がり、獅子ヶ鼻湿原の鳥海マリモ、元滝(苔の滝)、十六羅漢岩と観光する。
月山登山口への細い林道は観光バスとのすれ違いで混雑し、お昼過ぎに着く。青空が戻り始め小屋泊まりならまだ間に合うと思い、「お袋、月山に登るか?」「もう高い所は、いいじゃ」。弥陀ヶ原を散策して金沢に帰った時は午前2時だった。
 
【八幡平】 【八幡平】
【玉川温泉】 【鳥海マリモ】
【元滝・伏流水】 【十六羅漢岩】
【月山・弥陀ヶ原】 【月山・中ノ宮】
 
平成21年  8月22日(土)〜23日(日)
剱岳(2999m)登山
同行者 岩田
 
<1日目>
馬場島〜松尾奥ノ平〜早月小屋(泊)
 
小説「点の記」を読み映画も観た。登りたい……。
岩田の都合で11時に早月尾根に取り付く。山頂まで標高差2200m、距離8.3キロの北アルプス三大急登、小屋泊まりでも6時間は要するが、ゆっくりは出来ない。ブナ林から立山杉の巨木を通り抜け、左に毛勝三山が見える頃はバテ気味でペースが落ちる。日帰り登山の若者に出会うが僕には到底ムリ。先行してる岩田は「そんなじゃ5時に着けんぞ」オリンピックにも行った元バレー選手。デカいのでコンパスも長く、奴の一歩がこっちは二歩かかり倍近く歩いた勘定になる。休みたいのを堪えついて行った。
夕食のカレーが疲れた体に染みわたりウマイ。パクついてたら主人が後ろに誰か居なかったかと聞く。5人組が来てないようだ。外は暗く、もう来ないだろう。キャンセルの電話ぐらいしたらと思う。貸し切り状態の部屋でウトウトしてからどのくらい経ったか、階下でガヤガヤし「何時やと思うとる。ワシは山しか知らん人間やけど小屋は3時までに着くもんや。山なめとったらダメやちゃ」と主人の怒鳴り声。時計を見ると8時。聞けば3時から登りだしたと……僕らも遅い到着だったが、よく登る気になったもんだ。
 
<2日目>
早月小屋〜剱岳山頂〜早月小屋〜馬場島
 
森林限界を抜けると、もはや岩の世界。2600m付近からは鋭い岩稜となり鎖場が連続して現れる。しかし、疲れなどで注意力が散漫にならなければ大丈夫だ。室堂平、笠雲かかる富士を見て山頂に着いた。降り始めて間もなく突然に、くしゃみと鼻水が止まらなくなった。原因分からず……。思い当たるのは普通の人にない赤血球の一種の菌が鼻の中にあると耳鼻科で言われていた。これが何かのきっかけで騒いだか?ティッシュも足りなくなり鼻に詰め込んで口はパクパク状態の下山になった。温泉にも寄らず金沢に直行。その後2〜3日は収まらなかった。
 
【立山杉】 【室堂平と薬師岳】
【岩場を越えて】 【富士に笠雲】
【山頂目前】 【剱岳山頂】
【立山三山】 【クサリ場】
 
平成21年 10月10日(土)〜12日(月・祝)
穂高への山旅・単独登山
 
<1日目>
上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜本谷橋〜涸沢ヒュッテ(泊)
 
槍、剱と制覇すれば穂高も登りたい。涸沢の紅葉も見たいと単独行する。
梓川の清流を見ながら横尾まで行き、橋を渡って横尾谷に沿った登山道を進む。左手の屏風岩の紅葉がきれいだ。この頃から雨がポツリ、ポツリ。本谷橋では紅葉に負けない程のカラフルなレインウエアの登山者が休憩していた。対岸に移って樹林の斜面をジグザグに登り山腹を行くと右の斜面も見事な紅葉。ヒュッテに着く頃、雨は雪に変わり始める。
 
【梓川の林道】 【徳沢園】
【屏風岩】 【本谷橋】
【涸沢が見えてきた】 【ヒュッテ手前】
 
<2日目>
涸沢ヒュッテ〜北穂高岳(3106m)〜涸沢小屋〜ザイテングラート〜涸沢岳(3110m)〜穂高岳山荘(泊)
 
朝は皆、やけにのんびりしている。一人、二人と動きだしたので北穂に向かう(岩場が凍り危険な為、日が射す時間まで登らないでほしいと小屋から注意があったらしい)。
葉は、すっかり落ちているがナナカマドの赤い実、薄っすらと雪化粧のカール、青い空と前穂の稜線越しに富士山がハッキリ見える。
北穂高小屋のテラスでコーヒーを飲みながら贅沢な時間を過ごす。分岐から涸沢岳に行く道(岩場の難所)もあるが安全を考え、いったんは涸沢に降りることにした。小屋に着くと腕を骨折した登山者が救助を待っている。こんな日は2〜3人の事故が遭っても不思議ではない。
お昼になっても何だが食欲はなくソフトクリームだけでカールに向かう。途中、上高地から来た3人組と同行するも、お腹の調子が悪くなり「お先に」と先を急ぐが山荘まで持ち堪えられない……ここはザイテングラート。登り降りの登山者も多く右は崖、左は比較的なだらかで行けなくはないが岩場で登山道を外れる者は居ない。限界になり右の僅かな岩棚に乗った。登山者、憧れの地で最悪の出来事になり「山の神様ごめんなさい」。
山荘に荷物を置き涸沢岳を往復。食料が沢山あることに気付き、朝食は要らないことを伝えると「キャンセル料が掛かります」と言う。「えっ?」一泊二食の料金にキャンセル料が上乗せされるのか「じゃあ、そのままでいいです」。
夕食は同部屋になった3人組、涸沢岳で会った単独の若者(前日、上高地から槍の肩まで行き大キレットを越えてきた。皆で鉄人と呼ぶ)と一緒になり三者三様だが明日は同じコースだと会話が弾んだ。3人組のひとり若い女性が、しきりに「私たちより先に行ったのに、なぜ遅かったか」七不思議とも言う。僕は咄嗟に「ちょっとティタイムに行ってた」。食事中、まさか若い女性に○○○と言えまい。
 
【モルゲンロート】 【雪化粧の涸沢】
【前穂高・北尾根】 【南稜へ取り付く】
【北穂高岳山頂】 【テラスでコーヒー】
【前穂高とナナカマド】 【涸沢カールより】
【北穂高岳・雲上に槍の穂先も…】 【奥穂とジャンダルム】
【常念岳】 【残照の涸沢岳】
 
<3日目>
穂高岳山荘〜奥穂高岳(3190m)〜紀美子平〜前穂高岳(3090m)〜岳沢〜上高地
 
朝の外気温はマイナス4度、様子をみると何人かは奥穂への岩壁に取り付いているが、まだ凍っている場所もあるだろう。もし滑ったらと思うと恐怖心が湧き「涸沢に降りようかと思います」3人組は「行きましょうよ」と誘う。となりで見知らぬおばさん二人「あらあ、ストック要らんみたいやね」僕はアイゼンを付けるかどうかで悩んでるのに……。登山は勝ち負けじゃないが闘争心に火が付いた。鉄人を先頭に三点支持で一歩、一歩確実に足を運んだ。アッという間に過ぎ安心も束の間、山頂手前の日陰になった道がツルツル、こちらの方が緊張する。山頂では思わずバンザイだ。360度、全てが絵になり絶景とはこのことか。時間の許す限り雄大な展望を満喫した。
吊り尾根も油断は出来ないが右は岳沢、焼岳、左に涸沢カール。そして前方に前穂、南アルプス、富士山を眺め、程良い緊張の中を下る。紀美子平に着いた時はシャリバテか、疲れはピークで前穂の登りに通常の倍近く50分かかった。昼時で腹は減っているがソーセージの半分しか食べられず、長いクサリ場を降り、河童橋に着いた時はフラフラで吐き気もあった。しかし、心は晴れ晴れ満足感いっぱいの山旅を振り返っていた。
 
【朝焼け】 【慎重に…】
【涸沢岳・槍・北穂】 【ジャンダルム】
【奥穂高岳山頂】 【南アルプスと富士】
【眼下に涸沢カール】 【吊尾根から前穂へ向かう】
【前穂高の岩場】 【南アルプスを望む】
【前穂高岳山頂】 【鉄人(黄シャツ)と3人組】
【岳沢と上高地】 【重太郎新道の長〜い下り】
【岳沢の紅葉】 【上高地の清流】
 
平成21年 10月31日(土)〜11月 3日(火・祝)
磐梯・安達太良1500キロの旅
単独行(磐梯山、安達太良山は児玉夫妻同行)
 
<1日目>
金沢東IC〜猪苗代磐梯高原IC〜磐梯吾妻スカイライン〜吾妻小富士(1707m)〜磐梯山(1819m)〜五色沼巡り〜ビジターセンター(車中泊)
 
寝れそうになく金沢は夜中12時に出発し磐梯高原インターは6時着。スカイライン入り口の紅葉がきれいで期待するが高度を上げるにつれ、葉はすっかり落ち晩秋の気配。吾妻小富士は火口壁をぐるり一周、1時間程だ。
檜原湖は8時過ぎに着いてしまう。児玉夫妻との待ち合わせ10時まで食料買い出しなどで時間を潰し合流後、児玉さんの車で八方台登山口へ。秋晴れの下、落ち葉を踏み、中の湯から火口壁に進み頂上は2時間余りで着く。会津盆地を眺めて食べた「道の駅」で買ったまめパンがおいしい。帰り分岐から、僕と奥さんで裏磐梯スキー場に降りると銅沼には下方半分が赤く染まった岩が点在していた。夕暮れ迫る五色沼を急ぎ足で回り8時に爆睡。
 
【吾妻小富士より】 【八方台登山口】
【磐梯山山頂】 【銅沼・あかぬま】
【五色沼自然探勝路・毘沙門沼】 【五色沼自然探勝路・みどろ沼】
 
<2日目>
ビジターセンター〜安達太良山(1700m)〜自然遊歩道〜中津川渓谷〜ビジターセンター(車中泊)
 
あだたらエクスプレスに乗り山頂駅から休まず登り続ける奥さんに連られ1時間10分で着いた。ここの山頂付近は強風で知られる。今日も立っていられないほど。足元の小石は吹き飛ばされ、ほうきで掃いたよう。早々に降り、くろがね小屋経由で、あだたら渓谷遊歩道を回った。帰りはレークラインを通ってもらい中津川渓谷に寄るが紅葉は終わっていて静か。昨日はカップラーメン、今夜は児玉さんに夕食をご馳走になった。
 
【ビジターセンターの朝】 【安達太良山山頂】
【昼食タイム】 【あだたら渓谷】
 
<3日目>
ビジターセンター〜新宮熊野神社〜大内宿〜日塩もみじライン〜日光東照宮〜中禅寺湖(車中泊)
 
天候は下り坂。いくつか候補の内、喜多方市の熊野神社の大イチョウを見に行く。道間違いで苦労したが、まだ青く残念。大内宿への山道は紅葉が残り、ゆっくり車を走らせた。田島に着く頃から雨が降り出し日光東照宮は傘を差しての観光。いろは坂から雪となる。風呂と食事を済ませ、中禅寺湖畔で車中泊も風雪で明日が心配だ。
 
【大内宿】 【道の駅・たじま】
【日塩もみじライン】 【日光東照宮】
 
<4日目>
中禅寺湖〜清滝寺〜桐生〜吹割の滝〜嬬恋パノラマライン〜菅平高原〜信州中野IC
 
雪道を金精峠に向かうが坂でスリップ。一瞬、陸の孤島に閉じこめられたかと青ざめたが、いろは坂の下りは雪がなく助かった。桐生から沼田は青空が戻り紅葉も見頃。ならばと吹割の滝見物だ。国道145号線を長野に向かい渋峠は雪で通行止め、標識を見てパノラマラインに進むと信号はなく車窓から紅葉、六里ヶ原、雪化粧の浅間山を眺め快適なドライブになった。
 
【中禅寺湖】 【清滝寺】
【吹割の滝】 【嬬恋パノラマラインより】
【六里ヶ原】 【カラ松の黄葉】
【新雪の浅間山】 【菅平高原・樹氷】
 
平成21年 11月22日(日)
美濃三山と養老公園
同行者 お袋、上田、東
 
美濃IC〜大矢田神社〜華厳寺〜横蔵寺〜養老公園〜関ヶ原IC
 
【大矢田神社】 【華厳寺】
【横蔵寺】 【養老公園】
 
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